mbooks-in-nookの日記

-左車線しか走れない-

2023.1.15日曜日 ベイビーベイビーの日

去年からわたしの周辺は人生何度目かのベビーラッシュ。昼間、産休中の同僚が秋に生まれた赤ちゃんを連れて職場へ遊びに来てくれた。抱っこさせてもらう。わたしは子どもを産まないできたけれど、友人や親せきや同僚の赤ん坊をさんざん抱っこさせてもらってきたので、だいぶ慣れてきたものだと抱っこしながら思った。あたたかくて、ちいさくて、特有のにおいがして、すごく大切なもの。特にこんな感染症が流行しているような時期に当たり前のように抱かせてくれることに感謝して、気を付けながら抱いた。赤ちゃんてすごいパワーだ。それまでの疲弊も心の泥も一瞬でどこかへ消えてしまった(毎日お世話をしている両親はそうはいかないだろうけど)。

 

その後、昼休みに別室で食事をしていたら、今月末が予定日だった友人から、2週間早く産まれたと写真付きのLINEがきた。昨晩産まれたての、まだ本当にこの世に出て来たばかりの赤ちゃんが、大声で泣いているのが見てすぐにわってくるような写真だった。破水してから24時間かかったそうで疲労困憊だろうに、赤ちゃんを抱いている友人の表情はやわらかい笑顔ですごくかわいかった。

 

赤ちゃん。みんな、凄いなあと思う。相手を見つけて、家族になって、妊娠して、無事に臨月を迎えて、ちゃんと産んで、育てて。こんな奇跡のようなものすごい確率のことをしっかりやってのけている。結婚しない選択肢も、子どもを産まない選択肢もあるけれど、わたしのまわりはほとんどのひとがその選択肢を選ばない。それが最終的に幸せだったか、納得しているかは別として、みんながみんなそれを出来ていることに、年をとるほど驚き、感動している。

f:id:mbooks-in-nook:20230203033100j:image

自分の結婚(過去の)のことや出産・育児について考えたり感じたりしてきたことは、またいつか書けたらいいな。